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幅広い手術の麻酔を、
手厚い指導環境の中で
多く経験することができます
臨床助教
三澤 実紀(2022年入局)
患者の状態を把握し
行動できるところに
魅力を感じています
臨床助教
山田 高嗣(2018年入局)
自治医科大学麻酔科の山田 高嗣と申します。突然ですが、正直まさか自分が麻酔科に身を置くことになるとは思ってもいませんでした。学生時代は神経内科、当院での初期研修医時代は小児科を最初にローテートした縁もあって小児科を志望するようになりました。ところが、初期研修2年目の夏に気管挿管の練習のためと思って、何となくローテートした麻酔科で生理学・薬理学を踏まえて患者の状態を把握し行動できるところに魅力を感じている自分がいました。大学受験時代から描いていた理想の医師像とは全くもって異なり、非常に悩みましたが、最終的には小児から成人までを患者対象とし、学問的に興味をもった麻酔科を選びました。
入局後は、当院で専門医取得に必要な経験症例数を2年目に満たし、2年目にICU、PICUを3ヶ月ずつ研修し、4年目の専門医試験後に4ヶ月間ほど地域連携病院の常勤として勤務させて頂きました。現在は、サブスペシャリティとして、当院は子ども病院が併設しており小児症例が多いことや小児科志望でもあったことから小児麻酔・集中治療、また、祖父の死をきっかけに緩和医療にも興味があり、二刀流で活動できたらと思い、日々勉強しています。
子育てと仕事の
両立がしやすい環境で
やりがいを感じています
臨床助教
中村 美織(2020年入局)
私は麻酔科医として3年間中四国の病院で勤務したのち、夫の転勤に伴い卒後6年目のときに当院麻酔科で働き始めました。当科の各専門分野の指導医から技術や知見を学んだり、珍しい症例を経験したりと、忙しくも刺激的で充実した日々でした。
卒後8年目で出産し、9年目で麻酔科専門医を取得しました。出産後は週20時間の短時間勤務を行っています。担当できる仕事に少し制限はあるものの、当科で働いていれば学べることは幾らでもあります。子どもの急な体調不良で早退・欠勤するとき、手術が延長したときには、ほかの先生方がカバーしてくださいます。両親は遠方に住んでおり家族のサポートを充分に得られる状況ではない中でも、やりがいを感じながら仕事を続けられていることを嬉しく思っています。今後はサブスペシャリティの勉強もしていきたいと考えています。
当科では女性医師だけではなく男性医師も、家庭の状況に合わせて短時間勤務を選択したり、育児休暇を取得したりしています。勤務内容に不安のある方も、是非一度見学にいらして相談してみてください。
オンオフが
はっきりした環境で
学べる、精進できる
病院助教
栁沼 和史(2022年入局)
私は小児科医から小児集中治療医の道に入りましたが、さらに研鑽を積みたいと考え、自治医科大学麻酔・集中治療医学講座 麻酔科学部門でお世話になっています。当院では、移植医療も含む成人麻酔・集中治療をはじめ、小児心臓麻酔、PICU管理に至るまで、望めば多くのことを研修できます。
自治医科大学付属とちぎ子ども医療センター内にあるPICUは、全国でも数少ない麻酔科管理で運営されていることから、小児麻酔の後シームレスにPICU管理に至るシステムに、個人的には特に魅力を感じました。
職場環境に関しては、平日は自分の症例が終わればフリーで、土日は当番でなければ完全に休みであることから、オンオフがはっきりしています。有給も申請しやすい雰囲気があり、家族の時間も取りやすいと感じます。
住居に関しては敷地内に単身用・世帯用とも宿舎を借りることが可能です。下野市はのどかな場所で過ごしやすいところですが、JR一本で東京駅まで出れますし、宇都宮駅までも15分程度です。静かな土地で研修に専念しやすい環境であると思います。また、県内には那須、日光といった観光の名所も多々あります。加えて、いちごと餃子のみならず栃木の地酒もかなり質が高いです。栃木での生活も楽しみが数多くあります。
興味のある方は、ぜひ一度見学にいらしてください。お待ちしております。
私は、ここ自治医科大学附属病院で初期研修を行いました。2年間で多くの診療科をローテートする中で、1つの分野を極めるスペシャリストよりも、幅広い知識と視野を持つジェネラリストに魅力を感じ、慢性期よりも急性期の病態に興味を持つようになりました。そして次第に集中治療への憧れが大きくなり、その道へ進むことを決心しました。
集中治療専門医取得には、まず基本領域専門医(一部を除く)のいずれかを取得することが必要となります。そのため私は現在、自治医科大学附属病院の集中治療医学講座に所属し、麻酔後期研修プログラムに乗って、麻酔科専門医取得を第一の目標として日々手術麻酔を学んでいます。
集中治療領域で必須となる全身管理の考え方を学ぶことができ、さらに気管挿管・血管確保など、急変時に必要とされる手技を毎日整った環境で何度も繰り返し行うことで、確実に習得することができると考えています。
自治医大では、幅広い手術の麻酔を、手厚い指導環境の中で多く経験することができます。ぜひ自治医大で共に麻酔を学びましょう。お待ちしております。